巨人・山崎伊織 OP戦初登板は3回無失点 初回無死満塁も山川&森を連続K斬り MAXは148キロ

[ 2022年3月3日 18:59 ]

オープン戦   巨人―西武 ( 2022年3月3日    東京D )

<オープン戦 巨・西>巨人先発・山崎伊(撮影・尾崎 有希)
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 巨人の2年目右腕・山崎伊織投手(23)が西武戦(東京D)でオープン戦初登板。初回いきなり無死満塁のピンチを招くも山川、森の4、5番コンビを連続三振に仕留めるなど無失点で切り抜け、3回2安打無失点で降板した。

 明石商、東海大を経て2020年ドラフト2位で巨人入り。プロ入りする前の同年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた影響でルーキーイヤーは登板がなかったが、今年2月24日の練習試合で2回無失点と好投し、ローテーション入りの期待をかけられている。

 緊張があったのか、初回、先頭の源田をフルカウントから四球で歩かせると、逆球となった初球を外崎に投手強襲安打とされて、栗山もフルカウントからの10球目、143キロ直球が外れて四球といきなり無死満塁のピンチを招いた。

 だが、ここからが真骨頂だった。続く主砲・山川を外角スライダーで空振り三振に仕留めると、5番・森も外角シュートで空振り三振。DHの6番・中村は145キロの外角直球で右飛に打ち取って、30球を要したものの無死満塁を無失点で切り抜けた。

 丸の初回先頭打者弾と主砲・岡本和の2試合連続初球バックスクリーン弾で2点をもらって迎えた2回には、高木、金子から2者連続三振を奪うなど無失点。3回は2死から栗山にフォークを右中間フェンス直撃の二塁打とされたが、続く山川はカットボールで遊飛に仕留めて失点を許さなかった。

 山崎伊の投球内容は3回で打者13人に60球を投げ、2安打無失点。4三振を奪い、与えた四球は2つだった。なお、直球の最速は初回に出た148キロだった。

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