ロッテ・井口監督 ポジション白紙明言!「チャンス」減らし実力本位の勝負徹底

[ 2022年1月25日 05:30 ]

ロッテ・井口監督
Photo By 代表撮影

 ロッテ・井口監督が沖縄・石垣島キャンプで横一線からのサバイバルを予告した。2・1キャンプインに向けて「レギュラーというのは自分のポジションを守り続けるのが大事」と、定位置の白紙スタートを打ち出した。

 昨季143試合を守り、ベストナインも獲得した中村奨の二塁でさえ聖域ではない。「(中村)奨吾に関しても、昨年は昨年」とキャンプで競争させる方針。終盤まで優勝争いをしながら2年連続の2位に終わった。「今年に関しては若手も結果を出さないといけない年」と言い切り、自覚を促す。この2年間は安田、藤原、山口ら有望な若手を、結果にはある程度目をつぶりながら積極起用してきたが、今季は育成が目的の「チャンス」を減らし、実力本位の勝負に徹する構えだ。

 石垣島では紅白戦を行わないことも明言。シート打撃に時間を費やし、サインなど戦術面を徹底する。「最終的に細かいプレーで負けている試合も何試合かあった。できることを当たり前のようにやる」。その分、沖縄本島に移動する14日以降は実戦漬けとなる。70年以来52年ぶりのシーズン優勝へ。井口監督のタクトのギアが一段上がった。(君島 圭介)

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2022年1月25日のニュース