オリックス・来田 “師匠”吉田正を追いかけて…背番号34継承を熱望「背負いたいです」

[ 2022年1月25日 05:30 ]

吉田正との合同自主トレに参加したオリックス・来田
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 オリックス・来田が、背番号34の継承を熱望した。

 「重いかもしれないですけど背負いたいです。(吉田)正さんが付けていたのが本当にかっこいいと思っていたので。頑張ります」

 公私で慕う吉田正が昨季まで背負った34。2年連続首位打者、侍ジャパンでも主軸を担った先輩は憧れの的だった。背格好だけでなく思い切りのよい強振など、プレースタイルも似通っており後継候補にふさわしい。

 今季から7番を背負う主砲の打撃技術にほれ込み、今月6日から沖縄で合同自主トレに参加。弟子入りした約2週間、意識改革を促された。「アップの、つま先から打撃に連動していると。1から100まで必要なものでした。打球もかむようになり、逆方向へ強い打球もいくようになった。正さんの教えで向上したと思います」

 1年目の昨季は高卒新人初の初打席初球本塁打の離れ業デビュー。「(レギュラー争いに)どうやって割り込んでいくか日々探しながら、守備とかも全部上げて、しっかり振っていく」。紅林や宮城に続き、高卒2年目がブレークの予感だ。(湯澤 涼)

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2022年1月25日のニュース