前橋育英・皆川岳飛主将が優勝旗奪還宣言―中大エースの兄とドラフト戦線へ

[ 2021年6月18日 18:53 ]

プロ注目で前橋育英の4番を打つ皆川岳飛主将(3年)=撮影・柳内 遼平
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 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の群馬大会の組み合わせが18日、決まった。

 前橋育英の主将・皆川岳飛(がくと・3年)はプロ注目の投打二刀流でチームを19年以来の優勝へ導く。

 皆川は抽選会で優勝旗を返還し「チーム一丸で、この大会で取り返したい」とノーシードから頂点奪還を誓った。

 身長1メートル81で右投げ左打ちの中堅手は高校通算21本塁打を誇り、最速145キロ右腕としてマウンドにも立つ二刀流だ。

 4学年上の兄・喬涼(きょうすけ)は右腕として同校から甲子園に3度も出場し、現在は東都大学リーグの中大でエース。

 今春のリーグ戦で5勝を挙げた兄の姿に「投球でチームを鼓舞できる姿を見習っていきたい」と刺激を受ける。

 ともに今秋のドラフト候補で兄弟そろってのプロ入りが期待され「(進路は)これからの夏の結果次第。最後の夏を悔いなく、笑顔で終わりたい」と躍動を誓った。(柳内 遼平)

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