楽天マー君　元同僚の美馬と投げ合い　7回1失点力投も3勝目ならず

パ・リーグ   楽天－ロッテ （ 2021年5月22日    ZOZOマリン ）

＜ロ・楽11＞楽天先発・田中将（撮影・沢田　明徳）
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　楽天の田中将大投手（32）が22日、敵地・ZOZOマリンでロッテ戦に先発。3勝目を目指して7回6安打1失点で降板した。1－1の同点で迎えた8回から継投に入り、田中将の3勝目は次戦以降にお預けとなった。

　田中将はロッテに12年4月19日から7連勝中。ロッテ先発は元楽天の美馬。13年の楽天V1に貢献した元同僚同士の先発対決となった。

　田中将は初回いきなり1死二、三塁の大ピンチで5番・レアードを迎えたがなんとか遊ゴロに抑えて無失点で立ち上がった。2回は7球で三者凡退。3回は2死からマーティン、中村に連打を許し、先制点を献上した。4、5回は無失点で切り抜けた。

　打線は5回まで無得点も、6回に無死一、三塁とチャンスを広げると浅村の右犠飛で同点に追いついた。

　その後、田中将は6回を無失点に抑えると、7回2死一、二塁と走者を背負ったが後続を断って勝ち越しを許さなかった。

　美馬も7回1失点で2番手・唐川にリレーした。
　
　田中将の前回登板は15日、敵地・ほっともっと神戸でのオリックス戦で先発。7回6安打3失点8奪三振と力投したが逆転3ランを許し、自身連敗で今季3敗目を喫していた。チームも3－4で惜敗した。