巨人・大城「打てないと菅野さんに怒られるので」 開幕戦以来の一発でエースをアシスト 好リードもキラリ

[ 2021年4月23日 21:05 ]

セ・リーグ   巨人2―1広島 ( 2021年4月23日    東京D )

<巨・広4>5回無死一塁、九里(左)から先制の2点本塁打を放つ大城(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 巨人の大城卓三捕手(28)が広島戦(東京D)の5回に先制2ランを放つなど3打数3安打2打点の固め打ち。バットと強気のリードで東海大相模、東海大の先輩でもあるエース、菅野智之投手(31)の1失点完投勝利をアシストした。

 大城は「8番・捕手」で先発出場。0―0のまま迎えた5回、中前打で出塁した香月を走者に置いた無死一塁から広島先発右腕・九里が2ボール1ストライクから投じた真ん中低めのフォークを拾って弾き返すと、ボールはバックスクリーン右に突き刺さる先制&決勝の2ランとなった。本塁打はやはり菅野が先発した3月26日、DeNAとの開幕戦(東京D)で先発左腕・浜口から3ランを放って以来24試合ぶりの今季2号。3回の第1打席では中前打、7回の第3打席も右前打を放っており、3打数3安打となった。

 先にお立ち台に上がった菅野から「(大城の先制2ランは)本当に励みになりましたし、リード面でもすごくきょうは強気に攻めている感じがしたので。やっと引っ張ってくれてるんだなっていう感じがしてます」と冗談めかしつつも感謝の言葉を贈られた大城。続いて単身上がったお立ち台では「最後の最後までしびれる試合でしたけど、2―1で最後勝てたのでとても良かったです」と第一声を発し「久しぶりに感触のいいホームランが打てたのでとても良かったです」と控えめに笑みを浮かべた。

 そして「打てないと菅野さんに怒られるので。しっかりきょうは打てて良かったです」とポツリ。お立ち台の背後で菅野が苦笑いしていることを伝えられると「次以降も打てるように頑張ります」と菅野に向けて?きっぱりと宣言していた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年4月23日のニュース