ロッテ借金3 新人・鈴木 3度目先発もプロ初勝利お預け 「もったいない点の取られ方」

[ 2021年4月11日 17:09 ]

パ・リーグ   ロッテ1―2西武 ( 2021年4月11日    ZOZOマリン )

<ロ・西(3)>ロッテ先発の鈴木(撮影・長久保 豊)
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 ロッテは、西武に1-2と惜敗。借金は3となった。

 ルーキーの鈴木昭汰投手(22)が3度目の先発も、5回2失点で降板。プロ初勝利はまたもお預けとなった。毎回7奪三振と力投し「状態としては悪くありませんでした」とコメントしたが「いつもよりコントロールにバラつきがあった。もったいない点の取られ方でした」と勝ち越しを許した5回を悔やんだ。「しっかり反省して次に生かしたい」と話した。

 鈴木は3月28日のソフトバンク戦でプロ初先発し、5回2失点と試合を作ったがチームはサヨナラ負け。4日の日本ハム戦で7回11奪三振無失点と快投したが、引き分けに終わっていた。

 この日は、初回に最速149キロを軸に2番・源田、3番・森から連続三振を奪うと、2回は4番・中村からもスライダーで見逃し三振。3回まで無安打に抑えたが、4回、先頭の源田に中前打されると、二盗、三盗を許し、中村の犠飛で同点に追いつかれた。さらに5回には暴投でピンチを広げ、山田に犠飛を許して勝ち越された。毎回の7三振を奪ったが、1点ビハインドのまま5回を投げ終えて降板した。

 打線は3回、中村の三ゴロの間に1点を先制も、5回以降は追加点が奪えず。8回2死満塁の好機で無得点に倒れたのも痛かった。

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