中日 福&木下拓、2度目交渉で“円満”更改「納得した」

[ 2020年12月5日 05:30 ]

2度目の交渉を終え、笑顔で話す中日・福(撮影・椎名 航)
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 中日の福と木下拓が4日にナゴヤ球場で2度目の交渉に臨み、そろって増額で契約更改を終えた。福は2100万円増の年俸4600万円、木下拓は倍増の2400万円。いずれも前回から上積みはなくても、判を押した。2人とも金額に対する不満でなく、査定方法や球団への要望があったことで保留。球団からの回答に「納得した」と円満決着を強調した。

 今冬は福谷を合わせて3人が最初の交渉で保留。プロ野球選手会が抗議文を出す事態にまで発展した。木下拓が「(加藤宏幸球団代表から)騒動になって申し訳ないと話があった」と明かし、福も「騒動に発展してしまった一員として迷惑をかけた」とチームとして大事になったことを改めて陳謝した。

 自己最多88試合に出場した木下拓は来季へ「より強い気持ちを持ってレギュラーになる」と正捕手定着を宣言。30ホールドポイントで祖父江らと最優秀中継ぎの初タイトルを獲得した福も「与えられた目の前のポジションでチームのために貢献する」と決意を新たにした。

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