広島・野村 今季巨人戦初登板で3回4失点KO 坂本には真ん中高め直球を右翼席へ運ばれる

[ 2020年9月23日 19:25 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2020年9月23日    東京D )

<巨・広>3回無死、坂本にソロホームランを浴びた野村(撮影・森沢裕)
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 広島の野村祐輔投手(31)が23日、優勝マジック30が点灯中の巨人戦(東京D)に先発登板。3回7安打4失点で早々に降板した。

 通算12勝(10敗)を挙げている巨人戦だが、今季はこれが初対決となった野村。初回こそ無失点に抑えたが、2回の先頭・丸に四球を与えてから失点を重ねた。

 この回、四球出塁の丸に続く中島に右前打されて無死一、二塁とピンチを広げると、大城に右翼線二塁打されて先制点を献上。若林には3連打目となる左前へポトリと落ちる適時打を許して2点目を失った。

 さらに3回には先頭の坂本に2ボール1ストライクからの4球目、真ん中高めに入った139キロ直球を右翼スタンドへ運ばれて3失点目。岡本、丸を抑えて2死を取ったものの中島に左中間二塁打されると、続く大城の中前適時打でもう1点失い、序盤の3回で4点のリードを奪われた。

 広島打線は0―4で迎えた4回、1死一塁から堂林の左中間二塁打で1点返して反撃開始。この回、2死二塁で野村に打席が回ると代打・メヒアが告げられ、野村は早々に降板となった。なお、メヒアは見逃し三振に倒れてこの回は1点どまりとなっている。

 野村の投球内容は3回で打者18人に対して69球を投げ、7安打4失点。1三振を奪い、与えた四死球は2つだった。

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