巨人・湯浅 特大弾で初の開幕1軍引き寄せた! 坂本の代役に原監督評価「成長の跡見られる」

[ 2020年6月8日 05:30 ]

練習試合   巨人8-2ヤクルト ( 2020年6月7日    東京D )

練習試合<巨・ヤ>2回1死一、二塁 左越え3ランを放つ湯浅(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 自身初の開幕1軍をたぐり寄せる活躍だった。巨人の高卒3年目・湯浅が、坂本の代役として「2番・遊撃」で出場し、特大の左越え3ランを放った。

 「追い込まれてからつなぐ気持ちを持って入ったのが、最高の結果になった」。2点リードの2回1死一、二塁。先発左腕・高橋に3球で追い込まれたが、粘った8球目の内角145キロ直球を振り抜き、左翼席最上段に突き刺した。個人調整期間中に「素直にバットを出す構えを阿部さん(2軍監督)と話し合った」とコンパクトなスイングを実践した。

 4回には中前打し、6回は遊撃内野安打の3安打に「一試合一試合アピールしていきたい」。オープン戦打率・391、1本塁打と結果を残し、練習試合中断中も振り込みを行ってきた。原監督は練習量を評価し「いいものをずっとキープしてくれている。成長の跡が見られている」と、うなずいた。

 母校・高崎健康福祉大高崎がコロナ禍でセンバツに出場できず「本当にかわいそう」と思いやる。後輩を元気づけるためにもアピールを続ける。 (田中 健人)

続きを表示

2020年6月8日のニュース