西武・松坂 古巣中日を1回無安打無失点 今後は2軍調整、辻監督「100球ぐらい投げられないと」

[ 2020年6月8日 05:30 ]

練習試合   西武11ー1中日 ( 2020年6月7日    メットライフD )

練習試合<西・中>1イニングを無失点に抑えた松坂(撮影・西尾 大助)
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 松坂は4―1の6回から3番手で登板し、1回無安打無失点。先発で5回4失点だった3月22日の練習試合、日本ハム戦以来、77日ぶりの実戦登板を終え「今日は試合勘を取り戻す、打者と対戦することで感覚を思い出す作業がメインでした」と淡々と振り返った。

 先頭・高橋に四球を与えたが、続くアルモンテ、井領を右飛、堂上を132キロのカットボールで二直に仕留めた。全15球のうち、直球は1球だけ。そのため、登板後は「フォーシーム中心に投げたいと思ったから」とブルペンに向かい、30球弱を追加で投げ込んだ。

 辻監督は「投げることはできているが、下(2軍)で100球ぐらい投げられないと」と今後の2軍調整を明言。次回は12日からのイースタン・リーグ練習試合、ロッテ3連戦で登板する見込み。

 ▼中日・堂上(松坂に)球が少し動いている感じ。甘い球が少なく、なかなかスイングができなかった。

 ▼中日・井領(松坂に)ボールを動かして、うまく芯を外されました。

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