ロッテ・朗希、160キロよりも「空振りを取れたことに喜び」

[ 2020年5月27日 05:30 ]

Zoomで会見を行ったロッテ・佐々木朗
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 ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が26日、ZOZOマリンで初の実戦形式となるシート打撃に登板し、プロ入り後初の160キロを計測した。打者3人と対戦し、先頭の菅野剛士外野手(27)に一発を浴びたものの、その後は連続三振を奪った。チームは30、31日に紅白戦を予定。最速163キロを誇る「令和の怪物」が実戦デビューを果たし、開幕1軍を目指す。

 【佐々木朗に聞く】
 ――160キロの感触は。
 「いつも通りでした。スピードよりも、空振りを取れたことに喜びを感じた」
 ――フリー打撃のときは球種を伝えたが、実戦に近い感覚だったか。
 「変化球の反応が前回と違った。ボールゾーンも振ってもらえた。その分、直球が生きた」

 ――理想の直球は。
 「打たれないのが一番だけど、その中で空振りが欲しい場面で、空振りを取れるといいかな」

 ――実戦は楽しみか。
 「レベルの高い中で投げていくと思う。楽しみというよりも、不安が多い」

 ――開幕が6月19日に決まった。
 「こういう状況で野球ができることに喜びを感じているし、僕自身は開幕が初めて。しっかり調整をやっていきたい」

 ――当面は無観客での開催となる。
 「僕自身、まだ観客が入った中でやったことがない。応援は凄く力になると思うので、それを楽しみに頑張りたい」

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