阪神・サンズ　“古巣”韓国プロ野球見て刺激「頑張っている姿うれしかった」

甲子園で自主練習するサンズ　（阪神タイガース提供）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
Photo By 提供写真

　阪神のサンズがオンライン取材に応じ、「古巣観戦」でモチベーションを高めていることを明かした。昨季までプレーした韓国プロ野球が5日に無観客で開幕。18年8月から1年半所属したキウムの試合をチェックし、刺激にしている。

　「サイトを通して見ています。何人か気になる選手もいるので。全部の試合を見たわけではないが、そのサイトで配信していたものは見ました」

　日本デビューは思わぬ形で先延ばしとなっているが「しょうがないことだし、何よりもみなさんの安全が大事」と理解を示した。一方で一足早く隣国で開幕したことに「正直なところ、うらやましいな」と本音をのぞかせながら、「応援もしたいし、彼らが野球を頑張っている姿を見られてうれしかった」と笑顔を見せた。

　自主練習では打撃、守備、ウエートトレーニングなど3時間汗を流した。自宅では初めてグローブを買ってあげた子どもたちとのキャッチボールでリフレッシュ。体も心も良好な状態をキープ中だ。