巨人・大城　プロ初盗塁「頑張ります」インスタライブでファンと交流＆決意表明

巨人の球団公式インスタライブに登場した（上から）大城と中川

　3年目で正捕手を狙う巨人・大城が球団公式「インスタライブ」に生出演。川崎市のジャイアンツ球場で個人調整後、東海大の後輩の中川と登場して「盗塁、頑張ります」とプロ初盗塁を約束した。

　原監督も「（本塁打）20、30本という可能性は持っている」や「（正捕手争いで）一歩リードしている」など大きな期待を寄せる27歳は過去2年で盗塁0。前日に「インスタライブ」で丸と岡本から足の遅さをいじられるなどチーム内では足が遅いイメージが付いてしまっている。名捕手で同じく大学、社会人を経てプロ入りした元ヤクルトの古田敦也氏（現野球評論家）は大城と同じ3年目に30本塁打を放つだけでなく3盗塁も記録。通算406本塁打の阿部2軍監督も通算で13盗塁をマークするなど、相手バッテリーに「走るかも」と思わせてプレッシャーをかけていた。

　「一番欲しい能力は？」という質問には「バットに当たったらホームランになる能力。ゆっくり走ればいいので」と答えた大城。苦手な走塁の技術を高め、正捕手の座を狙う。（青森　正宣）