巨人2017年ドラ1鍬原、6回まで毎回9奪三振で猛アピール 得意のシンカーさえわたる

[ 2020年3月14日 18:51 ]

オープン戦   巨人―楽天 ( 2020年3月14日    東京D )

<巨・楽>力投する巨人先発・鍬原(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 巨人の2017年ドラフト1位右腕・鍬原拓也投手(23)が14日、楽天とのオープン戦(東京D)に先発登板。得意のシンカーがさえわたり、6回途中まで毎回の9三振を奪う力投を見せた。

 初回、1番・辰己を外角高め直球で空振り三振、2番・山崎幹を内角高め直球で見逃し三振に仕留めた鍬原。2回にも5番・山下を内角高め直球で空振り三振に取ると、3回には1死から8番・黒川に初安打を許すも続く9番・小深田を三振ゲッツーに斬って取った。

 4回には辰己を外寄りのシンカーで空振り、山崎幹を内角直球で見逃しと初回同様に2者連続三振。5回には先頭・ウィーラーを四球で歩かせ、2死から小郷に右前打を許して一、二塁としたが、ここで黒川を全球シンカーで3球三振に仕留めた。5回で降板の予定だったが、6回も続投。6回は先頭・小深田をシンカーで3球三振に斬って取ると、辰己の左前打と山崎幹の四球などで一、二塁のピンチを招くも銀次をシンカーで空振り三振。2死一、二塁となったこの場面で降板し、2番手の田原が四球を与えて満塁としてから山下に中前2点適時打を打たれて鍬原に2失点が記録された。

 鍬原の投球内容は5回2/3で打者21人に82球を投げ、3安打2失点。6回まで毎回の9三振を奪い、与えた四球は2つだった。
 

続きを表示

2020年3月14日のニュース