151キロ右腕・安河内駿介がメキシコプロ野球挑戦 パワーショーケースジャパンで発掘!MLB入りの夢も

[ 2020年2月29日 15:48 ]

メキシコのプロ野球チームへのキャンプ参加が決まった安河内駿介投手(写真は独立リーグの武蔵時代)
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 安河内駿介投手(26)が3月からメキシコプロ野球チーム「Generales De Durango (ジェネラルズ・デ・デュランゴ)」のキャンプに招待参加することが決定した。独立リーグ武蔵でも活躍した最速151キロ右腕。現在はYouTuber OPA Q(おぱきゅー)としても活動している異色のプレーヤーだ。元メジャーリーガー新庄剛志氏のエージェントアシスタントで、現在代理人を務めるIBCのブルース平野氏はさらなる躍進に期待を込める。

 「安河内投手は、可能性を秘めているので、チャンスを提供したいと思った。メキシコリーグは、AAAレベルで、今シリーズ実績を積み、良い成績を出せばメジャーリーグのマイナー契約の可能性も広がる。安河内投手の活躍に期待したい」

 同氏はパワーショーケースジャパン2019の主催に携わった。参加していたたMLBスカウトの目にとまったのが安河内。同スカウトが獲得するには至らなかったが、そこからメキシコリーグへの推薦があり、ジェネラルス・デ・デュランゴの球団代表が興味を示した。その後、キャンプ招待選手としてのオファーを受けたことで、安河内の支援を決意したという。

 ジェネラレス・デ・ドゥランゴは、メキシコ合衆国ドゥランゴ州ドゥランゴに本拠地を置くメキシカンリーグのプロ野球チームで、MLBで活躍した選手も数多く在籍し、過去には日本ハムでプレーしたヤディル・ドレイク選手も在籍していた。安河内は現在どこの球団にも所属していない、いわば無所属選手。異例の形式でのキャンプ招待参加となる。結果次第ではメジャーリーグ契約の可能性も残しており、メキシコトップリーグでの活躍が期待される。

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