筒香 恩師・キヨシ氏の前で初マルチ!初3番で躍動2打点 OP戦絶好調打率.571

[ 2020年2月29日 02:30 ]

オープン戦   レイズ6-3タイガース ( 2020年2月27日    ポートシャーロット )

中畑氏と談笑するレイズ・筒香
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 レイズ・筒香嘉智外野手(28)が27日(日本時間28日)、米フロリダ州ポートシャーロットでのタイガース戦に「3番・DH」で出場した。DeNA時代の監督でもある恩師・中畑清氏(66=本紙評論家)が観戦した試合で3打数2安打2打点と初のマルチ安打をマークした。

 初マルチとなる3打数2安打2打点。オープン戦は通算7打数4安打3打点の打率.571となったが、筒香は「ヒットどうこうよりはコンディションが徐々に良くなってきているので、それが一番かな」と淡々とした表情で語った。

 オープン戦初の3番起用。初回1死二塁で役目を果たした。ジマーマンの初球、89マイル(約143キロ)を強振。一塁手のミットを強襲する適時打で13年の最多勝右腕を攻略した。5回2死一塁は左腕から左翼線適時二塁打。「自分の感性、投手との空間が合う合わないというのが凄く大事。その辺は自分で感じながらやっている」。あえて相手の事前情報を持たずに放った2安打だった。

 28日(同29日)は個別に休養日が与えられた。「日本で“明日、球場に来るな”と言われることは絶対にない。しっかり体のケアをしたい」。つかの間のオフの後は、初ナイターとなる29日(同3月1日)のブレーブス戦、前田との対戦が待つ3月1日(同2日)のツインズ戦へ臨む。(奥田秀樹通信員)

 《先発マエケン 平常心強調》○…3月1日(日本時間2日)のレイズ戦に先発する前田は35球のブルペン投球で調整。仕上がりについては「60%くらい。まだ始まったばかりなので、徐々に上げていく」と話した。注目される筒香との対戦には平常心を強調。「打たれて悔しいとかはあまりない」と自身の調整に専念するつもりだ。(フォートマイヤーズ)

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