阪神 岩崎「8回の男」を新外国人エドワーズと争う決意「厳しいところで貢献できるように」

[ 2019年12月27日 05:30 ]

阪神・岩崎

 セットアッパーを期待されている阪神・岩崎が、「8回の男」を新外国人のエドワーズと争う決意を口にした。

 「今年以上の成績を目指すのは当然ですし、ポジションも上を目指すのは当たり前。来年はシーズンを通してそういう(8回の)ポジションで投げ続けられるようにやります」

 今季、48試合に登板し防御率1・01をマークするなどシーズン終盤には「勝利の方程式」に定着した。主に8回を託されフル回転したジョンソンは来季からメジャーでプレーするため退団が決定。空席となった8回にはすでに21日に獲得を発表したエドワーズが「(守護神の)藤川投手につなぐ役割を全うする」と球団を通じたコメントで名乗りを挙げているが、背番号67は“待った”をかけた。

 「まずはチームの中でしっかり競争に勝てるように。(ライバルは)日本人でも外国人でも関係ないですが、厳しいところでも任せてもらえるセットアッパーとして貢献できるようになりたいので」

 中堅の世代となり、チームを背負う気概も芽生え始めている。今オフはしきりに「巨人を倒したい」、「優勝を目指す」と口にするなど、来季へ懸ける思いは人一倍で目標のリーグ優勝へブルペンの中心としてシーズンを完走するつもりだ。

 「もう来年への準備は始まってるので。自覚を持って状態を上げていきたい」。この日、甲子園で行ってきた年内の自主トレを打ち上げ、静岡へ帰省した。真のセットアッパーへ、目標が揺らぐことはない。
(遠藤 礼)

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2019年12月27日のニュース