阪神 望月 “鉄腕メソッド”フル活用の考え「1年間1軍で戦い抜くために」

[ 2019年12月18日 05:30 ]

阪神・望月
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 阪神・望月惇志投手(22)がオフの新たな取り組みとして“鉄腕メソッド”をフル活用する考えを明かした。

 まずは先輩でもある藤川だ。「沖縄自主トレで、ご一緒させていただいた時、キャッチボールの時間が、それまでの自分より倍以上も長かったんです」。従来の15分程度とは大違い。「疲れず永遠にできるフォームが理想。ケガもしにくい」という教えをすぐさま実践し、いまも「まだ疲れてしまう時がある」と“理想のフォーム”を求めて継続中だ。

 秋季キャンプで臨時コーチを務めた山本昌氏直伝のトレーニングも採り入れた。講義で紹介された「寝る前に前腕を鍛えていた」という逸話について酒席の機会に詳細を聞いた。

 「2キロのダンベルを50回、手首で持ち上げるトレーニングを毎晩続けていた…と」

 日課のリストカールが“長寿”の一因だったという分析を聞いた上、通算407セーブの岩瀬仁紀氏も重宝していたと知った。同型のダンベルを購入し、「左右50回ずつ。毎日欠かさず」と必須メニューに組み込んだ。

 「そんな方々がやってきた練習はプラスになることが必ずある。1年間1軍で戦い抜くために続けていきます」。鉄腕であり、レジェンドでもある3人からのヒントを胸に8試合1勝1敗だった今季からの飛躍を期した。(巻木 周平)

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2019年12月18日のニュース