侍ジャパン 輝星を攻略 源田が2点適時二塁打、鈴木がトドメの2ラン

[ 2019年10月25日 14:33 ]

侍ジャパン強化合宿 第1次宮崎合宿・練習試合   侍ジャパン―日本ハム2軍 ( 2019年10月25日    サンマリンスタジアム宮崎 )

<侍ジャパン宮崎合宿4日目 侍ジャパン・日本ハム>4回無死一塁、先制適時打を放つ吉田(撮影・会津 智海)
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 プレミア12に向け最初の実戦、初得点を叩き出したのは鈴木誠也外野手(25)―吉田正尚外野手(26)の「ラブラブコンビ」だった。4回、鈴木が左前打で出塁すると、吉田が日本ハム・北浦の2球目を左中間二塁打。鈴木が先制のホームを踏んだ。

 1歳違いの主砲は鈴木が「マサさん」、吉田が「セイヤ」と呼びあう息ぴったりの間柄。稲葉ジャパンに先制点をもたらすと、外崎修汰三塁手(25)の左前適時打、会沢翼捕手(31)の左中間適時二塁打で計3点を奪った。

 侍ジャパンは6回から登板した吉田輝星投手(18)も攻略。2死から外崎、会沢の連打で二、三塁とし、源田壮亮内野手(26)の右翼線二塁打で2点を追加した。吉田輝は吉田正を148キロ直球で遊飛、浅村栄斗内野手(26)を145キロ直球で右飛に打ち取ったが、2死からつかまった。さらに7回は2死から左前打で出塁した山田哲人内野手(27)が二盗を決めると、鈴木が左翼席へトドメの2ラン。スタンドの拍手を浴びながら悠々と生還した。

 侍ジャパンは最終回の7回を守護神・山崎康晃投手(27)が締めて7―0で快勝。打線が12安打7得点を奪うと、3投手の完封リレーで貫禄の快勝。プレミア12へ向けて、稲葉ジャパンが上々のスタートを切った。

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