阪神、CS進出へ望みつなぐ4連勝 西は2年連続6度目2桁勝利 今永7失点も186K、山口と5差に

[ 2019年9月28日 17:02 ]

セ・リーグ   阪神7―0DeNA ( 2019年9月28日    横浜 )

<D・神>3回2死、ソトから空振り三振を奪った西勇輝(撮影・大森 寛明)
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 阪神が7―0でDeNAに快勝して4連勝。自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出へ望みをつないだ。29、30日に残す中日戦(甲子園)も勝って6連勝フィニッシュすれば自力でのCS進出が決まる。すでに2位が確定し、CS進出が決まっているDeNAは今季最終戦に敗れて2連敗。今季の最終成績は71勝69敗3分けとなった。10月5日からのCSファーストステージ(横浜)では3位で日程を終えた広島か、阪神と対戦する。

 阪神は0―0で迎えた4回、1死満塁から中谷の左前適時打で2点を先制。さらに木浪がスクイズを決めて3点目が入ると、梅野も右前適時打を放ってこの回一挙4点を先取した。8回には福留の右前適時打と糸原の右翼線2点適時二塁打で決定的な7点目が入り、そのまま逃げ切った。

 投げては先発右腕・西が初回、梶谷の投ゴロとなったワンバウンド打球に右足を出して一時うずくまりながらも5回で71球を投げ、4安打無失点と好投。オリックスに在籍していた昨季に続いて2年連続、自身6度目の2桁勝利となる今季10勝目(8敗)を挙げている。

 DeNAは先発左腕・今永が8回途中7安打7失点で今季7敗目(13勝)。わずかに可能性を残していた防御率1位が消滅した。その一方で7三振を奪い、186奪三振でフィニッシュ。ここまで181奪三振の山口(巨人)はこの後、午後6時開始のヤクルト戦(神宮)で先発する。

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