ソフトB デスパ復帰3戦目で覚醒2発 150本塁打達成「2週間みんなに迷惑かけた分、取り返せたかな」

[ 2019年9月4日 21:36 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―1楽天 ( 2019年9月4日    ヤフオクD )

初回1死、右中間越え本塁打を放ち、「デスパポーズ」を取るデスパイネ(撮影・中村達也)
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 優勝マジック点灯に王手をかけるソフトバンクが4日の楽天戦に5―1で快勝。デスパイネが2本塁打を放つなど、4本塁打で全5点を挙げるホームラン攻勢で連勝を3に伸ばした。

 デスパイネは8月中旬に左背部を痛め離脱。復帰3試合目、初回からエンジン全開だ。中村晃が今季本拠地初アーチとなる3号2ランで2点を先制した直後、1死走者なしから31号ソロ。いきなり3点を先行した。

 「晃のあとなので、何とか自分も積極的に打ちに行こうという気持ちで打席に入りました。自分の本塁打でチームに勢いをつけようという気持ちでした」と振り返る。4-1の8回にもダメ押しの32号ソロで追加点。さらに、史上174人目となる通算150本塁打も達成した。「日本で、さらにホームで150本塁打を達成できたことが凄くうれしいですし、ファンの皆さんの前で打てたことに感謝したいと思います」と本拠地でのメモリアルアーチに笑顔を見せた。

 この日は同郷キューバ出身のミランダが先発。「立ち上がりは少しコントロールの乱れとかもあったんですけど、途中から自分で修正できていたので、この勝利につながったと思います。また、(打線も)みんなでつないで良い野球ができたと思います」と総力戦での勝利を強調した。

 復帰3試合目で2本塁打。ケガの状態については「100パーセントではないんですけど、徐々にコンディションの状態は上げていきたいと思っています」と気合を見せ「この2週間みんなに迷惑かけた分、この2発で取り返せたかなと思います」と充実の表情を浮かべた。

 お立ち台では「デスパイイネ~」の決め台詞。頼れる助っ人の復帰で3連勝としたチームは、リーグ優勝へ一直線に突き進む。

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2019年9月4日のニュース