ヤクルト・山田哲 通算200号が劇的サヨナラ満塁弾!広島との壮絶な打撃戦制す

[ 2019年9月4日 21:59 ]

セ・リーグ   ヤクルト11-7広島 ( 2019年9月4日    神宮 )

<ヤ・広>9回2死満塁、山田哲が通算200号本塁打となるサヨナラ弾を放つ(撮影・村上 大輔)
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 合計6本の本塁打が飛び出す乱打戦は、8回が終わった時点で7-7の大熱戦。9回に山田哲が自身通算200号となるサヨナラ満塁弾を放ち、熱戦にケリをつけた。

 3点を追うヤクルトは6回、1死一、二塁から3番・山田哲が二塁打を打ち1点を返すと、続くバレンティンの適時打で4-5と1点差に。2死後、一、三塁のチャンスで打席に立った6番・村上が逆転3ランを打って、7-5と試合をひっくり返した。

 直後の7回に7-7の同点に追いつかれると、その後は両軍の中継ぎ陣が粘りの投球。そのまま終盤へともつれ込んだ。

 9回のヤクルトは7番・中村から。死球の後、野選やエラーで無死満塁のビッグチャンスを作る。2死後、3番・山田哲が打席に立ち、マウンド上の5番手・フランスアがカウント0-1から投じた2球目を振りぬくと、打球はレフトスタンドへ。今季33号は劇的なサヨナラ満塁本塁打となった。

 山田哲のサヨナラ満塁弾は通算200号となり、史上106人目。27歳1カ月での達成は、大杉勝男氏や掛布雅之氏を抜いて歴代5位のスピードとなる。

 勝ち投手はマクガフで6勝目。

 広島は4回の時点で5-1と4点差をつけるも痛い逆転負け。貯金は1となった。

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