花巻東 4年ぶり初戦突破ならず、毎回走者10安打も好機つかめず

[ 2019年8月9日 10:50 ]

第101回全国高校野球選手権大会 1回戦   花巻東4―10鳴門 ( 2019年8月9日    甲子園 )

<花巻東・鳴門> 相手の校歌斉唱を聞く花巻東ナイン。右端が佐々木監督 (撮影・亀井 直樹)
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 2年連続10回目の出場の花巻東(岩手)は4―10で鳴門(徳島)に敗れ、4年ぶりの初戦突破はならなかった。毎回走者を出し10安打したが、好機に連打が出なかった。

 先発の左腕・中森は立ち上がりに制球が定まらず3失点。3回から登板したエース右腕・西舘(3年)もピンチで踏ん張れ切れず、失点を重ねた。

 打線は7点を追う5回2死一、二塁から3番・中村主将(3年)が初球の高めの直球を右越え2点二塁打。8回1死一、三塁からは山崎(3年)の三ゴロ失で1得点した。最終9回は先頭の向久保(3年)が右越え三塁打で出塁し、続く高橋(3年)が左前適時打したが、反撃は届かなかった。

 佐々木洋監督(44)は「点差とか力の差ではなく四死球の差。満塁を2回つくってしまったのがすべてだと思います。中森の変化球が曲がらず、継投のタイミングも相当早かった。攻撃は対策通りできたが、前半に投手が崩れたのが大きかった」と試合を振り返った。

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