西武サヨナラ勝ちで3位浮上!木村文の好走塁でタイムリーエラー決着 ヒースに今季初白星

[ 2019年7月28日 21:30 ]

パ・リーグ   西武8-7日本ハム ( 2019年7月28日    西武D )

<西・日>10回1死一塁、サヨナラにつながる中島卓の後逸を誘った秋山(中央左)はサヨナラの生還を果たした木村文(同右)とハイタッチ(撮影・尾崎 有希)
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 西武がサヨナラ勝ちで日本ハムに勝利。楽天がロッテに敗れたため3位に浮上した。 試合結果

 7-4とリードした9回に増田が近藤に2号3ランを浴び同点に追いつかれるも、10回1死一塁で秋山の強烈な打球を遊撃手の中島卓が大きく弾いてしまい、すでにスタートを切っていた一塁走者の木村文が一気に本塁へ生還。8-7と競り勝ち、4番手のヒースに今季初白星がついた。

 西武は初回、2死二塁から山川の左前適時打で先制。1-2とリードを許した3回には山川が1死三塁からレフトポール際に飛び込む大飛球。審判団は最初はファールと判定もリプレー検証の結果、判定が覆り31号2ランで逆転した。

 4回には無死一塁から岡田がバスターエンドランで相手の裏をかき、左線を破る適時二塁打。さらに1死三塁となって秋山が左前適時打で追加点。5-2とリードを広げた。

 5-3となった6回には2死二、三塁から源田が決死のヘッドスライディングで一塁への適時内野安打。2死満塁となって山川が四球を選び押し出しで1点を追加。7-3と再び突き放した。

 8回には2番手の平井が中田に23号ソロを浴びると、9回は増田がマウンドへ。増田は1死一、二塁から近藤に痛恨の2号同点3ランを浴び呆然と立ち尽くした。

 7-7で突入した延長10回、1死から木村文が中安で出塁。続く秋山がフルカウントの7球目を叩き、鋭い打球がショートへ。この打球処理を中島卓が弾いてしまい、ボールが転々とする間に木村文が一気に本塁まで生還し勝負を決めた。

 一方、日本ハムは9回、近藤の3ランで同点に追いついたが、最後はミスに泣き、連勝は4でストップ。5番手の宮西が2敗目を喫した。

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