巨人・菅野 5回までパーフェクト!6回2安打6Kで開幕戦へ着々

[ 2019年3月14日 19:40 ]

<ソ・巨>6回2死二、三塁、今宮を打ち取り、無失点に抑えた菅野は手を叩いて喜ぶ(撮影・森沢裕)
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 巨人の菅野智之投手(29)が14日、ヤフオクドームで行われたソフトバンクとのオープン戦に小林誠司捕手(29)とバッテリーを組んで先発登板。6回2安打無失点と好投し、開幕投手を務める29日の広島戦(マツダ)へ向け順調な仕上がりをアピールした。

 初回、1番・上林を高めの150キロ直球で空振り三振に仕留めると、2番・今宮は外寄りの149キロ直球で見逃し三振。続く3番・柳田を初球のつり球で二ゴロに仕留めると、2回も4番・デスパイネを中飛に取った後で5番・グラシアル、6番・福田を連続三振。グラシアルは149キロの真ん中直球で見逃し、福田は真ん中に入るスライダーで空振りに斬って取った。

 3回と4回は奪三振こそなかったものの、3回は7番・松田宣、8番・牧原、9番・甲斐、4回は上林、今宮、柳田とともに3者凡退。5回もグラシアルを2打席連続三振に仕留めるなどまたも3人で斬って取り、パーフェクト投球のまま5回を終えた。

 ソフトバンクの先発・千賀滉大投手(26)も6回までパーフェクトとエース同士の息詰まる投手戦が続く中、菅野は6回、松田宣と牧原に2本の三塁内野安打と自らの2暴投で無死二、三塁のピンチを迎えたが、甲斐を空振り三振、上林を二飛、今宮を三ゴロに抑えて得点を許さなかった。

 結局、菅野はこの回限りで降板。7回からは2番手として左腕の高木がマウンドに上がった。菅野は6回で68球を投げ、2安打無失点。6三振を奪い、四死球はなかった。

 

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