巨人・鈴木コーチが“神講義” 盗塁セパ最下位返上へ熱血指導

[ 2019年2月3日 09:45 ]

巨人・春季キャンプ ( 2019年2月2日 )

全体練習が終わった後、鈴木コーチ(中央)の走塁塾には足の速い選手が参加した(撮影・森沢裕)
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 尚広塾の開講だ。代走で131盗塁のプロ野球記録を持つ巨人・鈴木外野守備走塁コーチが、俊足の若手9選手に走塁の秘けつを伝授した。原監督も見守る中、吉川尚や重信らを1時間以上指導。「好走塁が当たり前になるようにしたい」と熱が入った。

 まずは上半身と下半身を逆にひねるなど体の使い方を意識した約10種類の準備運動を指南。9人にはその前後で手押し相撲をさせてその効果を実感させた。「上半身を楽にしてスタートを切れ」などと自ら手本も見せた。

 昨季の盗塁数は12球団ワーストの61。指揮官から「尚広2世」の育成を期待されている足のスペシャリストは「コーチ冥利(みょうり)に尽きる」と意欲満々。5年ぶりのV奪回へ走塁改革を進めていく。(青森 正宣)

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2019年2月3日のニュース