【取材後記】巨人・原監督 ポーズはアドリブ ハツラツ60歳に感銘

[ 2019年1月1日 05:00 ]

「行け〜!」と野球盤に並ぶ巨人選手たちを応援する原監督(撮影・木村 揚輔)
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 【取材後記】巨人・原監督が名将であることを示す偉大な数字がある。947。指揮官として積み上げてきた勝利数だ。巨人では川上哲治氏の1066勝、長嶋茂雄氏の1034勝に次ぐ。1000勝の大台まで53勝に迫るが「意識は全くない。そういうのは後になって付いてくるもの。(今年が)1年目だから」と話した。

 背番号は初めて監督に就任した02年に選んだ「83」を背負う。秋季練習では担当記者を一塁ベンチに招き入れ、練習に目を配りながら1時間半語った。還暦を迎えたことに話が及ぶと「立て、60代!さびても鉄は熱くなるぜ!」と同年代にエールを送った。

 インタビューでは、木村カメラマンが用意した野球盤を上から見守る構図で撮影。自ら「どれどれー?」とのぞき込むポーズや、右手を上げて「行けー!」と活を入れるアドリブを披露した。「若大将」のハツラツとした言動に感銘を受けている。(巨人担当キャップ・神田 佑)

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