【東東京】都大島 荒田「シェー投法」で7回2安打無失点 部員11人で初戦突破

[ 2018年7月8日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権東東京大会1回戦   都大島7―0都大森 ( 2018年7月7日    江戸川区 )

7回無失点と好投した都大島・荒田
Photo By スポニチ

 こちらは「シェー投法」だ。都大島の2年生エース・荒田は投球モーションに入る際、すぐにボールを頭の後ろに隠す。その姿はまるで漫画「おそ松くん」に登場するイヤミの驚きのポーズだ。「早めにトップをつくることで制球力が増す」という独特なフォームで2安打完封劇。1時間45分かかる行きの船の中で捕手の諸田と配球を話し合い「相談が生きた」と胸を張った。

 都大森に7回コールド勝ちし、初戦を突破。部員は11人で、天野一道監督は「春は部員8人で辞退した。1年生3人が入って“東京の地”で自分たちの野球ができて良かった」と喜んだ。試合ごとに船で会場入りする離島ならではの移動の大変さを抱える。13日に神宮で行われる次戦は3連休前で「船がとれない。3日前に入らないとダメかも」とうれしい悲鳴を上げた。 (渡辺 雄人)

続きを表示

2018年7月8日のニュース