松坂、古巣ソフトB戦で勝利投手の権利を得て降板 5回1失点

[ 2018年6月8日 20:14 ]

交流戦   中日―ソフトバンク ( 2018年6月8日    ナゴヤD )

<中・ソ>4回、柳田を空振り三振に抑え、グラブを叩く松坂(撮影・椎名 航)
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 中日の松坂大輔投手(37)が8日、昨季まで所属したソフトバンク戦に先発登板。初回から制球に苦しんだものの尻上がりに調子を上げ、勝利投手の権利を持って5回1失点で降板した。

 松坂は初回からボール先行で初回、2回と2イニング連続で2四球を与えてともに満塁のピンチを招くなど不安な立ち上がり。初回は無失点で切り抜けたものの、2回は味方の野選で1点を失い先制を許した。だが、2回から3回にかけ3者連続三振を奪うなど尻上がりに調子を上げ、4番の柳田は2回、4回と2打席連続三振に仕留めた。

 球数は29球を投じた初回に続いて2回も34球と多く、序盤3イニングで79球。だが、打ち取った当たりの先頭・明石の打球を遊撃手・京田がトンネルして走者を出した4回も後続を抑えると、味方打線がその裏に高橋の右越え4号3ランなどで4点を挙げて勝ち越すと、直後の5回にはこの試合初めての3者凡退に打ち取り、結局この回を最後にマウンドを降りた。

 松坂の投球内容は5回で104球を投げ、3安打1失点。6三振を奪い、与えた四球は4つだった。降板後、松坂は「早い回でマウンドを降りてしまい申し訳ないです」とコメントした。

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