西武・秋山 今季も「1番」固定 田辺監督「出塁率が一番高い」

[ 2016年1月1日 05:30 ]

西武の秋山

 西武・秋山が、今季も「1番」で固定される。同打順でフルイニング出場した昨季は、シーズン216安打のプロ野球記録を樹立。打率はリーグ2位の・359、出塁率も同2位の・419を誇った。3番に置くことで得点力アップも考えられるが、田辺監督は「出塁率が一番高いのだから、秋山が1番を打つことになる」と明言した。

 昨季序盤は2番に栗山を置き、犠打のサインをほとんど出すことなく強攻策を取った。しかし併殺でチャンスをつぶすことも多く、指揮官は「2番に小技のできる選手を置き、秋山の足を生かして得点力を上げる」と、秋山中心のオーダーを組む。史上初の2年連続200安打と8年ぶりのリーグ制覇へ、「一本一本積み重ねていきたい。何とか優勝するための戦力になりたい」と話す27歳が、今季も指定席からチームをけん引する。 (神田 佑)

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2016年1月1日のニュース