球児 リーグV&日本一で恩返し「金本監督の好きなように」

[ 2016年1月1日 05:30 ]

4年ぶりの阪神復帰となる藤川

 「自信はある」――。球児が阪神に帰ってきた。4年ぶりに古巣に復帰した藤川が、11年ぶりのV奪取への使者となる。

 「優勝して日本一になる。金本監督もパレードはしたいはず。(阪神ファンは)熱いというのは分かっている。お礼をしないといけない」。前回優勝した05年の時は25歳。主に中継ぎとしてプロ野球記録(当時)の80試合に登板した。代名詞は「火の玉ストレート」。しかし35歳となった今、地位や立場への執着は一切ない。あるのは自己犠牲の覚悟。それだけだ。

 「選手が自分の役割を言うことはおかしいと思う。金本監督の好きなように。最高に使いやすい、信頼される選手になるようにすることしかできない」。先発でも、中継ぎでも抑えでも…。新背番号は18。ファンの大歓声をその背に受け、甲子園のマウンドに上がる日が再びやって来る。

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2016年1月1日のニュース