“ダブル勇人”で8年ぶり6連敗阻止 先制打の坂本「オレが打つんだ」

[ 2015年8月28日 21:20 ]

<巨・中>投打のヒーロー高木勇人(左)と坂本勇人

セ・リーグ 巨人7―0中日

(8月28日 東京D)
 巨人が2人の「ハヤト」の活躍で連敗を5で止め、2007年7月以来8年ぶりの6連敗を阻止した。

 投げては先発の高木勇人(26)が4連勝中だった中日打線を7回零封。打っては3番・坂本勇人(26)が4回の先制打を含む3安打2打点で打線をけん引し、「久々だよ、まさに。理想的な形」と原監督を喜ばせた。

 坂本が4回、無死一、二塁から放った左前打は、チームにとって実に41イニングぶりのタイムリー。「俺が打つんだって気持ちで打席に立った。それがいい結果につながってくれた」と振り返り、「皆で苦しんでいるが、絶対に優勝するんだって気持ちで戦っている」と語気を強めた。

 高木も「きょうは絶対勝つぞって言いながら投げました。めっちゃうれしいです」と7月25日の広島戦以来1カ月ぶりとなる今季8勝目に笑顔だった。

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