小兵1メートル67西野 藤浪討ち2安打「見上げる感じでした」

[ 2015年3月1日 05:30 ]

<神・オ>3回2死一、二塁、西野は藤浪から右前打を放つ

練習試合 オリックス0―2阪神

(2月28日 安芸)
 勝負は身長では決まらない。オリックスのドラフト7位・西野(JR東日本)が藤浪から2安打を放ち、「見上げる感じでした。並んだら、(藤浪の)胸のマークぐらいしか背がないだろうなと思いました。でも、びびっていたら負けなので」と強気の性格をのぞかせた。

 パ・リーグ野手で最小兵となる身長1メートル67の西野にとって、31センチ高い1メートル98の藤浪が投げる球は「角度があった」と言う。それでも初回の遊撃内野安打に続き3回にも初球を右前へ。「ルーキーらしく思い切っていこうと思った」と狙い通りだった。

 身長を伸ばすためにさまざまな努力を重ねたが、バスケットボール部に所属した中学時に成長はほぼ止まったという。それでも、開幕1軍へ快打連発。森脇監督も「強い直球を持っている投手に対して、高めの球をしっかりとはじき返した」と目を細めた。

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2015年3月1日のニュース