ヤクルトドラ４寺田１９日阪神戦で先発　ローテ入りへアピール

１軍のキャンプ地に合流し、意気込む寺田（左）と土肥

　ヤクルトのドラフト４位・寺田（四国ＩＬ・香川）が、１９日の阪神との練習試合（浦添）で先発として実戦デビューすることが決まった。当初予定された小川が左脇腹の張りで回避したため、この日から１軍に合流した１４９キロ右腕に白羽の矢が立った。２軍キャンプ地の宮崎から沖縄へ移動し、浦添球場を訪れた寺田は「こんなに早くチャンスがもらえるとは思わなかった」と驚きの表情を浮かべつつ、「何回もチャンスがあるとは思っていない。力を発揮したい」と意気込んだ。

　四国ＩＬ・香川では昨年、先発と救援の両方を経験しており「任せてもらえるならどこでもやりたい」と頼もしい。真中監督は「まだ（役割を）決めていないが、先発枠争いに入ってくる可能性は十分にある」と２７歳のオールドルーキーに期待した。