中日ドラ6井領&ドラ3友永猛アピールで外野争い殴り込み

[ 2015年2月15日 05:30 ]

<中日・サムスン>8回2死、井領は2本目となる遊内野安打を放つ

練習試合 中日4―9韓国・サムスン

(2月14日 北谷)
 中日は韓国・サムスンとの練習試合で新戦力が躍動した。4―9と敗れたものの「3番・左翼」で先発したドラフト6位の井領(JX―ENEOS)が3打数2安打1打点1盗塁。同3位で「2番・右翼」の友永(日本通運)も4打数1安打1盗塁で、首脳陣にアピールした。

 昨季のチーム盗塁数はセ・リーグ4位の75だったが、この日は計4盗塁。落合博満GMが明確な意思を持って獲得した新しい顔が期待に応えた。井領は「全力疾走は社会人時代から徹底されている」と平然と振り返り、谷繁兼任監督も「いろんなものを見せてくれている」と評価した。友永も6回、無死二塁から右前打で出塁し、すぐさま二盗。続く井領の中犠飛の時、中堅手の送球がそれた間に三塁を陥れた。「どんどん走れ。その代わりアウトになるな」と指揮官は話す。今季は足でかき回す、ひと味違った野球が見られそうだ。

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2015年2月15日のニュース