阪神 史上初!外国人4選手同一シーズンでタイトル獲得

[ 2014年12月24日 08:45 ]

打点王に輝いた阪神・ゴメス

 助っ人当たり年だ。マートンの首位打者、ゴメスの最多打点、メッセンジャーの最多勝&最多奪三振、呉昇桓(オ・スンファン)の最多セーブと、所属の4人全員がタイトル揃い踏み。同一シーズンに同じチームの外国人4選手がタイトルを獲得するのはプロ野球史上初の快挙となった。

 中でもゴメスはうれしい誤算。オープン戦の時点で早くもダメ外国人のらく印を押されながら、開幕から10試合連続安打を含む27試合連続出塁に始まり、終わってみればチーム1年目外国人では76年ブリーデンの92打点を更新する102打点をマーク。殊勲安打32度はリーグトップ。勝利打点13度は鳥谷と並ぶチーム最多を誇り、打点を挙げた68試合でチームは42勝25敗1分けの勝率・629と「打てば勝つ」黄金パターンを確立した。

 球団別では最下位のヤクルトを4本塁打24打点の打率・376とカモにしたのに次いで、リーグVの巨人相手にも6本塁打19打点の打率・307。このうち4本塁打、12打点を挙げた敵地の東京ドームでは、CSファイナルSでも1本塁打、8打点の打率・375で9年ぶりの日本シリーズ進出へ大きく貢献した。

 発熱により、7月29日のヤクルト戦1試合を欠場しただけで、仮にも全144試合で先発4番で出場していれば09年の金本以来、5年ぶりだった。

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2014年12月24日のニュース