原監督 ファイナルS初対決!阪神を“歓迎”「大いに盛り上がって…」

[ 2014年10月13日 05:30 ]

<巨人―BCリーグ選抜>試合中に笑顔を見せる原監督

練習試合 巨人6―0BCリーグ選抜

(10月12日 東京D)
 CSファイナルステージの相手は阪神に決まった。巨人・原監督は宿敵との戦いを歓迎し、そして胸を高鳴らせた。

 「(阪神戦は)先輩方が築き上げてきた歴史があるわけですからね。それを基に、我々もファンも、大いに盛り上がって戦うでしょう」

 07年のCS導入後、阪神との対戦は3位で進出した10年のファーストSのみで、当時は甲子園で連勝。ファイナルSで「伝統の一戦」が実現するのは初めてだ。今季レギュラーシーズンは13勝11敗と勝ち越しているが、一時は5勝9敗と大きく負けが先行した時期もあっただけに簡単な相手ではない。

 ファーストSを横目に同じ日程でBCリーグ選抜と連戦を組んだ実戦調整。広島とのファーストSを2試合連続無失点で勝ち上がってきた阪神に対し、シーズン中、なかなか振るわなかった打線には好材料が出てきた。この日、途中出場した阿部が7回に右越え2ラン。前日の3回の右中間3ランに続き2戦連発だ。指揮官は8日、川崎市のジャイアンツ球場の室内練習場で報道陣をシャットアウトして阿部に約50分の個別特訓。阿部も「相手が決まったんだね。あしたゆっくり休んで、あさってからスイッチを入れて頑張ります」と意気込んだ。

 日本シリーズ出場へ5度目の突破を目指すファイナルS。原監督は「(阪神という)ターゲットは定まったわけですから。しっかりと戦いたい。緊張感を徐々に持ちつつ、しっかりと時間を使ってそのときを待つということ」と言葉に力を込めた。

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