おかわり ひと足早い母の日孝行打「喜んでくれたら…」

[ 2014年5月7日 05:30 ]

<西・楽>お立ち台で中村(左)と野上はピンクのTシャツを着てリストバンドを付け笑顔

パ・リーグ 西武4―1楽天

(5月6日 西武D)
 決勝打を放った西武・中村は、ピンク色のTシャツ姿でお立ち台に上がった。母の日にちなんだ「ハッピーマザーズデー」と銘打たれた一戦は、本塁を除く一~三塁のベースがピンク色に染まった。

 母親への思いを問われた中村も「喜んでくれたらうれしいです」と照れくさそうにうなずいた。1点を追う6回2死二、三塁。中村は上園に2球で追い込まれたが、「フォークがいい投手なので、低めは捨てて(打ちにいく)ゾーンを上げた」と狙い球を絞ってボール球を見極め、浮いたフォークボールを捉えた。左中間へ運んだ逆転の2点二塁打。「なんとか打ちたいなと思っていた。強い気持ちでいきました」と振り返った。伊原監督も「中心打者が打つと盛り上がる」と鮮やかな逆転勝ちを喜んだ。

 ▼西武・野上(7回途中1失点で3勝目)先制点の取られ方は良くなかったが、それ以外は自分のペースで投げられた。

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