イチロー「迷った」…打球処理に手間取り三塁打に

[ 2014年5月7日 05:30 ]

<エンゼルス・ヤンキース>5回、ケンドリックが放った打球の処理に手間取り(上から)三塁打とするヤンキースのイチロー

ア・リーグ ヤンキース1―4エンゼルス

(5月5日 アナハイム)
 ヤンキースのイチローが5回無死からフェンスに跳ね返って不規則回転となった右翼線の打球の処理に手間取って三塁打に。

 「シングルで止められる可能性があったので迷った。最終的に(打球との)距離が取れなかった」。次打者の内野ゴロで先取点を許した。攻撃では同点の8回にバント安打を決めて無死満塁と好機を広げたが、続くガードナーの1ボールからの2球目がストライク判定されると、球審に激高したジョー・ジラルディ監督が退場処分に。判定をめぐる不満はチーム全体にあったようで、その裏には3番手ケリーも退場処分に。指揮官は「試合を左右する大きな1球だ」と怒り心頭だったが、後味の悪い敗戦で首位から陥落した。

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2014年5月7日のニュース