国学院大・田中 初完封 新球ツーシームが威力発揮

[ 2014年5月7日 05:30 ]

国学院大先発の田中

東都大学野球第5週第1日 国学院大4―0駒大

(5月6日 神宮)
 1回戦2試合が行われた。国学院大は先発した田中大輝投手(4年)が駒大打線を5安打に封じ、リーグ戦初完封勝利をマークした。青学大は中大を4―1で下し、今季5試合目で初勝利。岡野祐一郎投手(2年)が2安打1失点で完投した。

 国学院大の左腕・田中がリーグ戦初完封。冬場に習得したというツーシームを駆使し、12個のゴロアウトを重ねた。「9回まで集中していけた。長い回を投げるのは得意なので不安はなかった」。必由館(熊本)出身。昨年末にはドラフト1位で阪神入りした1学年先輩にあたる岩貞とともに自主トレを行い「投げる際に手首を立てる意識や、トレーニングなどの話をしてもらった」とレベルアップにつなげた。昨年までの3年間はリーグ戦登板はなかったが、今春は2勝目。鳥山泰孝監督は「本調子ではないと思うが、粘り強く投げてくれた」と称えた。

 ▼駒大・今永(7回2/3を7安打4失点で今季初黒星)悪い時にどう抑えるか。9回まで投げ切る投球術を身に付けないと。

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2014年5月7日のニュース