マー君 メジャー初先発で一発浴びる 3回2安打1失点

[ 2014年3月7日 05:25 ]

メジャーのオープン戦で初先発したヤンキース・田中

オープン戦 ヤンキース4―3フィリーズ

(3月6日 フロリダ州クリアウオーター)
 ヤンキースの田中将大投手(25)は6日(日本時間7日)、フィリーズとのオープン戦に大リーグで初めて先発のマウンドに立った。田中は3回にソロ本塁打を打たれ、3イニングを投げ、2安打1三振で1失点だった。

 雨天のため約1時間半遅れて始まった試合だったが、緊張感を保ち登板した田中。初回、先頭のガルビスを一ゴロ、続く打者を遊ゴロに仕留め、昨季18本塁打の3番アトリーには、この日最速の151キロを投げ、最後はスプリットで空振り三振を奪った。

 2回、2度本塁打王を獲得した4番のハワードは初球でニゴロ打ち取り、5番バードには右中間二塁打を許したが、後続を一ゴロ、右飛で無得点に抑えた。

 3回は下位打線相手に2人の打者を続けてニゴロに打ち取ったが、昨季6本塁打の1番ガルビスには3ボール1ストライクから、甘い真っすぐを打たれ右越えの本塁打を浴びた。

 予定の3回を投げ、41球で交代した田中は、変化球が抜ける場面もあり、本調子とは言えない投球だった。

 試合は、2番手ビリングスが2失点も、終盤にヤンキースが逆転し、4―3で勝った。

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