掛布DC 良太に愛の激励「20本、2割8分ノルマ」

[ 2014年1月19日 05:30 ]

トークショーする掛布DC(左)と新井良

 阪神の掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(DC=58)が18日、東京都内で開催されたトークショーに新井良とともに出演。昨秋のキャンプから打撃指導する愛弟子に、先発で100試合出場、打率.280、20本塁打をノルマに課した。

 「打つ方では20本。甲子園の浜風があるからね。100試合以上スタメンで出て2割8分くらいの数字は、最低のノルマとして期待している」

 昨季の新井良のアーチ数は自己最多14本。ただ、今年は打つべくして打ったホームランを期待する。「アウトの内容をよくすることが大きな課題。内容のいいホームランも、前の打席が悪いと意外性に見える。失敗の内容をよくするアウトで投手にプレッシャーを与える」と掛布DCは力説した。

 まずは春季キャンプで今成らとの三塁定位置争いを制することが大前提。「今成の(持ち味である)確実性と(新井良とでは)タイプが違うが、サードのポジション争いから目が離せないね。2月中旬くらいまでは若手にサバイバルしてもらって、ベテランに刺激を与えてくれたら」。競争激化による相乗効果を求めつつ愛弟子の奮闘を期待した。

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2014年1月19日のニュース