5600万円減の栗原 キラと一塁争い「普通にやれば負けない」

[ 2013年12月6日 05:30 ]

栗原は契約更改を終えさえない表情

 海外FA権を行使せず残留を決めた広島・栗原が5日、5600万円減の年俸8400万円(推定)で契約更改した。今季は5月6日以降は2軍暮らし。不振による降格は、1軍に定着した05年6月以降では初で、出場24試合で打率・203、0本塁打に終わった。

 野球協約が定める減額制限(年俸1億円超は40%)いっぱいのダウン。「ここまで悩み、考えたことはなかった。苦しいシーズンだった」と振り返り、「金額は仕方ない」と現実を受け入れた。

 プロ15年目を迎える来季。4番を務めてきた男が見据えるのは、完全復活…その1点だ。今季途中加入して14本塁打を放ったキラと一塁を争う。「来年は勝負。普通にやれば(キラに)負けないと思っている。目標は全試合出場です」と強く誓った。

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2013年12月6日のニュース