不振の荒木に代打森野…高木監督 勝負の一手不発

[ 2013年4月25日 06:00 ]

<中・神>7回1死満塁、中日・高木監督(左)は森野が遊直併殺に倒れガックリ

セ・リーグ 中日0-3阪神

(4月24日 ナゴヤD)
 まさに天国から地獄だ。中日は今季最多タイ13安打で最多15得点を挙げた前日とは対照的に、11安打を放ちながらも10残塁3併殺の零封負け。高木監督は「昨日のアレでいったら10点くらい入っとるけど…。でも、まあこれが野球ですよ」と淡々と敗戦を振り返った。

 勝負の一手も実らなかった。3点を追う6回無死、不振の荒木の代打に森野を起用。そのまま今季2試合目の二塁守備に就かせると、7回1死満塁の好機で打席が回ってきた。しかし、強烈な打球は遊直併殺となり、最大の好機は一瞬でついえた。森野の二塁先発起用の可能性については「十分考えてもいいが、明日は左投手だし、なかなか難しい」と話すにとどめた。

 連勝はならず、借金は今季最多タイの5。「肝心なところで“打ちたい”が強くて、難しい球に手を出している」と指揮官の苦悩は深い。

 ▼中日・カブレラ(6回10安打3失点で来日初黒星)ボール先行で打者有利にしてしまった。いつもと同じ準備をしたが、今日は自分の日ではなかった。

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2013年4月25日のニュース