島田委員長 WBCIと交渉「必要ならば渡米も」

[ 2012年8月4日 06:00 ]

WBC問題 

 プロ野球の代表者会議が3日、都内で行われ、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場を前提に、選手会が求める国内スポンサー権の日本への帰属も含め、大会運営会社・WBCインク(WBCI)と今後も継続して交渉していくことを確認した。

 国際関係委員会の島田利正委員長(日本ハム球団代表)は「必要ならば渡米も含め、ある程度任されている」と話し、WBCIと直接交渉する可能性も示した。1日に行われた選手会との事務折衝の報告も行われたが、西武の飯田則昭連盟担当が「話を聞いていると一筋縄ではいかない」と話したように、WBCIとの交渉は難航が予想される。楽天の井上智治オーナー代行は「どういう条件を引き出してくるかが12球団側の課題」と話した。

 ≪監督問題先送り≫日本代表「侍ジャパン」の監督選考については代表者会議の議題に上らなかった。今月下旬にも代表監督を決定する方針だったが、ある代表は「WBCあってのスケジュール。現状では決められない」と先送りの可能性も示唆した。WBCに向けた強化試合と位置づけ、11月に福岡、札幌で予定しているキューバ戦については予定通り行う。

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2012年8月4日のニュース