香月 2年ぶりのプロ2勝目「これが終わりではない」

[ 2012年5月28日 22:03 ]

広島戦に先発したロッテ・香月

交流戦 ロッテ7-3広島

(5月28日 マツダ)
 2年ぶりに1軍登板したロッテの香月は7回途中まで自責点ゼロの3失点でしのぎ、2010年4月に挙げたプロ初勝利以来の2勝目を手にした。

 「点差は気にせず、自分の投球をするだけだった」と香月。7回に3長短打を浴びて降板したが、プロ最長の投球回で、先発ローテーションの谷間でチームに勝利をもたらした。

 大学を出た後は社会人野球で、コロッケを揚げる仕事をしながら野球を続けた。ドラフト6位でプロ入りし、昨季1軍登板はない。「速い変化球がなかった」とスライダーを磨き、今季2軍の8試合で防御率0点台とアピールを続けた。この日も要所でこの新球がさえた。だが、それに満足はしな。「これが終わりではない。長くプロでやるために、この投球を続けていきたい」と誓った。

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2012年5月28日のニュース