“恐怖の8番”脇谷、王さんに並ぶ12戦連続得点

[ 2010年8月2日 06:00 ]

5回、球団タイ記録の12試合連続得点を達成した脇谷は笑顔でナインとハイタッチ

 【巨人13-2広島】打撃好調の巨人8番・脇谷が63年に王がマークした12試合連続得点の球団記録に並んだ。

 5回は四球で出塁して坂本の適時打で生還。7回は先頭で12試合連続安打となる右中間三塁打を放ち、坂本の右犠飛で貴重な追加点となる生還を果たした。9回の4打席目は先頭で四球を選び、打者一巡で回ってきた5打席目も中前打で出塁。これで後半戦は6試合で23打数11安打、打率・478だ。恐怖の8番として君臨する28歳は「連続得点?偉大な先輩に並べてうれしい。でも一人ではできない記録。周りの選手に感謝したい」と笑顔。帰り際には2安打4打点で得点を演出した坂本に「ありがとう」と声を掛けていた。

 ≪プロ野球記録は17試合連続≫脇谷(巨)が7月16日横浜戦から12試合連続得点。連続試合得点のプロ野球記録は01年小笠原(日=現巨)の17試合連続だが、巨人では63年王に並ぶ球団タイ記録になった。なお、セでは52年佐藤孝夫(国鉄)の14試合連続が最多。

 ▼巨人・松本(5回2死一、三塁で一塁へのセーフティーバントを決めて貴重な追加点)打球が上がったけど、結果、ヒットになってよかったです。

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2010年8月2日のニュース