菊池に“エース道”!オープン戦全試合帯同

[ 2010年1月18日 06:00 ]

軽快なフィールディングを見せる西武・菊池

 西武・渡辺監督が17日、新人合同自主トレを視察し、ドラフト1位左腕・菊池(花巻東)の育成プランとしてオープン戦全試合に帯同させる意向を示した。

 「手元に置いて、いつでも見られるようにしたい。育てる義務がある。オープン戦全戦帯同?そうなるだろうね。見るのも勉強」。今季は2月27日巨人戦(鹿児島)を皮切りに13試合組まれ、関東での試合は最後の4試合のみ。9試合続く遠征も含めて菊池を帯同させる方針で英才教育を施していく。オープン戦はプロの雰囲気を体験する絶好の機会。松坂(現レッドソックス)や涌井も体験した“エース道”を菊池も歩むことになった。

 もちろん2月のキャンプを乗り切るのが大前提で渡辺監督は「これから見極めていきたい。勝てる投手と分かれば先発で使う」と開幕ローテーション入りを期待した。伝え聞いた菊池は「期待に応えられるようにするためには結果を示すのが一番」とキッパリ。この日はブルペン入りしなかったが、涌井、岸の2枚看板と一緒にノックを受ける機会があり「いろいろ声を掛けてもらい(溶け込む)いいきっかけになった」と喜んでいた。

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2010年1月18日のニュース