新井選手会長「ファンと触れ合いたい」

[ 2009年11月25日 06:00 ]

立命大キャンパスを訪れた新井は学生たちと交流する

 日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(32=阪神)が24日、滋賀県草津市の立命大びわこ・くさつキャンパスで12月6日に行われる「ベースボール・クリスマス 09 IN びわこ・くさつ」(スポニチ後援)を前に、滋賀県庁に嘉田由紀子知事(59)を表敬訪問した。

 選手会主催のファンイベントは球界再編問題に揺れた05年オフにスタート。07年冬は中越沖地震の被災地激励を目的として「ベースボール・クリスマス」と改称して新潟県柏崎市で開催されている。新井は「オフの選手会行事の中でも一大イベントだと思っている。選手たちの手作りで、ファンの皆さんと触れ合いたい」と話した。

 選手会は今年6月、立命大と包括協定を結んだ。選手会側は会場確保という利点に加えてセカンドキャリアなどでの協力も期待。一方の大学側はプロ選手との交流を学生教育に生かす狙いで、今回のイベント共催が協力態勢の第1弾に当たる。

 当日は現役選手30人にOB、審判員らが参加予定で「40年会VS48年会」の試合なども行われる。新井は「滋賀県民、草津市民、立命大の学生と触れ合って素晴らしいイベントにしたい」と抱負を語った。

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2009年11月25日のニュース